投資信託とNISAの違いは何?わかりやすく解説します

資産運用の方法として、投資信託とNISAがあります。NISAは扱う金融商品のなかに投資信託を含むというイメージですが、両者にはさまざまな違いがあります。

そこで投資信託とNISAは何が違うのか、詳しく説明していきます。

資産運用の方法として、投資信託とNISAがあります。NISAは扱う金融商品のなかに投資信託を含むというイメージですが、両者にはさまざまな違いがあります。

そこで投資信託とNISAは何が違うのか、詳しく説明していきます。

投資信託とNISAの共通点

投資信託もNISAも、運用は専門業者が行う点で共通しています。

投資家としては、株式や先物などいろんな投資対象で運用している投資信託からどれを選ぶのかを決める作業が必要となるだけです。あるいは運用成績をチェックしながら、保有する投資信託のなかでどれを残し、どれをほかのものと入れ替えるのかを検討します。

その意味ではNISAは投資信託を購入する「窓口」といったイメージでしょうか。

 

投資信託とNISAの違いは

実際には、投資信託とNISAにはかなり違う点があるので、詳しく説明していきます。

税金面の違い

投資信託の配当金や譲渡益には20%の税金がかかります。譲渡益とは、投資信託を売却した際に基準価額の値上がりにより得られる利益のことです。基準価額とは、投資信託が売買される価格のことで、日々変動しています。

 

一方でNISAは「NISA口座」という非課税口座で投資信託を新規購入するもので、一定期間は配当金と譲渡益には課税されません。その分、単純に投資信託を購入するよりも手取りの利益が多くなります。

NISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」があり、それぞれ非課税における条件が異なります。

一般NISAは毎年120万円以下の配当金・譲渡益が最長5年間非課税となります。つみたてNISAの場合は、毎年40万円までが最長20年間非課税となり課税されません。

ただし投資可能期間に制限があり、一般NISAは2023年まで、つみたてNISAは2037年までとなっています。

非課税の期間に制限があるとはいえ、より多くの利益を確保できる点で投資信託よりもNISAのほうが有利と言えます。

取引口座の違い

投資信託とNISAは、運用のために必要な口座に関しても大きな違いがあります。投資信託はいくつでも口座を開設できますが、NISAの場合にはすべての金融機関のなかから1つだけという条件があります。

NISAが1つしか口座を開けない理由は、税務署に「非課税適用確認書」の申請をする必要があるからです。もしNISAの口座を1つ開設した状態でほかの金融機関に口座開設の申し込みをしても、税務署からの「非課税適用確認書」が発行されない仕組みになっています。

そのため、NISAを始める場合にはどの金融機関で口座を開設するのか、よく吟味しなければなりません。

一方で投資信託の場合には、銀行や証券会社など多くの金融機関のなかで、どこでも自由に口座を開設できます。投資信託を取り扱う金融機関はそれぞれ、扱う銘柄が違うのでどこで口座を開設しても同じというわけではありません。これはNISAも同じです。

投資信託を購入するために複数の金融機関で口座を開設するメリットはいくつかあります。特に金融機関ごとの手数料を比較できるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

投資信託をどのように運用するのかは、人それぞれ違います。頻繁に銘柄を替える人もいれば、同じ銘柄を時期を見計らって買い増しする人もいます。

そしてその運用方法によって、手数料がお得になる金融機関は異なるものです。実際に自分が投資信託を購入するようになってから、どのような運用方法をするのか確立されるという人もいるでしょう。その時点で、手数料が有利となる金融機関の口座に絞ることができます。

取り扱い金融商品の違い

投資信託にはさまざまな銘柄があります。そしてその投資信託を取り扱う金融機関も、販売している銘柄が異なります。

つまり、すべての投資信託の銘柄を扱う金融機関は少ないということです。

特にNISAの場合、口座はひとつの金融機関のみで開設するので、購入できる銘柄はかなり制限されます。一方で投資信託は複数の金融機関で口座を開設できるので、幅広い選択肢が生まれます。

投資信託の銘柄はそれぞれ運用スタイルが違うので、リスクもリターンも異なります。自分に合ったスタイルの銘柄を選びやすいという点では、NISAよりも投資信託のほうがよいでしょう。

 

まとめ

 

NISAも投資信託を購入できますが、口座が1つしか開設できない点は注意が必要です。ただし金額や期間に制限があるとはいえ、非課税になる点では投資信託を直接購入するよりも有利です。それでも購入できる銘柄に制限されず自由に選びたいという場合には、NISAよりも投資信託を直接購入するほうがよいでしょう。

 

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