債券投資とはどんなもの?仕組みや特徴を詳しく説明します

債券投資はリスクが低い投資方法であると知っている方は少なくないでしょう。しかし、債券とはそもそもどんなものなのかを知りたいという方もいるかもしれません。その基礎知識をここでご紹介します。また債券の選び方も解説しますので、債券投資に興味を持っている方のお役に立つと思います。

債券投資(さいけんとうし)はリスクが低い投資方法であると知っている方は多くいるかと思います。

しかし、債券とはそもそもどんなものなのかを詳しく知っいる方は多くいません。なぜなら一般には債券はあまり知名度があるものではないからです。

そこで債券投資とはどういうものなのか、基礎知識をわかりやすく説明していきます。また債券の選び方も解説しますので、債券投資に興味を持っている方のお役に立つと思います。

債券とは何か?

まずは債券投資の基礎知識として、債券(さいけん)とは何かを説明します。

債券とは「借用証書」のこと

債券とは有価証券のひとつですが、簡単に言えば「借用証書」のようなものです。債券を発行してお金を借りる、という形になります。

そこには「いつまでに借りたお金を返すのか(償還期限)」と「返す金額(額面金額)」が記載されています。額面金額は1万円から10万円単位、あるいは100万円単位などとなっています。

債券を発行するのは国や企業などで、発行された債券は市場で売買できます。そして債券を通してお金を貸すことになるので、利息を受け取ることになります。

つまり債券投資とは、「お金を貸すことで得られる利息」が利益として得られるものと言えます。販売開始となった債券を購入し、償還期限まで保有すれば利益が得られる仕組みとなっています。

債券価格は変動する

しかし実際には、そう簡単なものではありません。というのは、債券は償還期限が来るまで、売買できるからです。さらにその価格は、金利の変動によって変わります。

金利が上がると債券価格は下がり、逆に金利が下がると債券価格は上がります。

つまり販売開始されてから日が経って購入した債券は、金利の動向によって価格が上がったり下がったりするということです。そのため債券投資は、償還期限が来る前に売却して利益が出ることも、損失となることもあります。

債券には信用リスクがある

債券投資は償還期限まで保有すれば利益が得られると説明しました。しかし、実は例外があります。それは、債券を発行した組織が破綻した場合、債務不履行となり借り入れを返せなくなることです。これを「デフォルト」と呼びます。

 

債券投資の方法

それでは具体的に、債券投資はどのようにすればよいのかを説明します。

債券を購入できるところ

債券には「国債」や「社債」、「外国債」などがあります。国債は次のようなところで購入できます。

  • 証券会社
  • 銀行などの金融機関
  • 郵便局

銀行などで購入する場合、国債専用の口座を開設することが必要です。証券会社ももちろん、口座を開設します。

社債や外国債などは、証券会社で購入します。債券投資をする前に、まず口座を開設することが必要です。

 

債券を選ぶポイント

国債にしろ社債にしろ、債券にはいろんな種類があります。そこで、どんな債券の選び方を説明します。

償還期限

債券の償還期限(償還期間、あるいは償還年限とも呼ぶ)は1年未満から10年以上までいろいろとあります。

債券投資の利回りで考えると、償還期限が長いほうがお得です。一方でそれまでの間に、発行体が破綻するリスクも生じます。また途中で換金しないのであれば、その間は購入資金をほかに回すこともできません。

以上を考慮して、償還期限を決めることが必要です。

利付債券かゼロクーポン債か

債券の種類として「利付債券」と「ゼロクーポン債」の2種類があります。利付債券は償還期日を迎えるまで、定期的にクーポン(利金)を受け取れるものです。ゼロクーポン債はその利金がないかわりに、発行価格が額面価格よりもかなり低くなっています。

定期的に利益を得るなら利付債券を、まとまった利益を受け取りたいならゼロクーポン債を選びます。

 

債券の格付けの選び方

債券には発行体の破綻リスクに応じて格付けがあります。格付けが高い債券は利回りが低いものの、デフォルトのリスクは低くなります。一方で格付けが低い債券は、デフォルトのリスクが高くなるものの利回りも高くなります。

格付けによってリスクとリターンが異なるので、その点を考慮して選ぶことが大事です。

 

債券投資が向いている人

最後に債券投資に向いているのはどのような人なのかを解説します。

リスクの低い投資をしたい人

投資はしたいけれど、元本割れのリスクは極力抑えたい、そのような人には債券投資がおすすめです。債券投資の魅力はまさにリスクの低さにあり、銀行預金より少しでも高い利回りが欲しいという方には債券投資が向いているでしょう。

デフレに備えた投資をしたい人

デフレとは物価が下がることであり、不動産や株価はデフレになると下落します。一方で債券の場合は貸付であることから、デフレになると相対的にその価値が高まります。

そのため、デフレに備えた投資を考えるということであれば、債券投資がおすすめです。

 

まとめ

債券投資は利回りこそ低いものの、比較的リスクも低い投資であることがわかります。基礎知識として債券の選び方を押さえておけば、損失を出すことなく資産を増やすことが可能となるでしょう。

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